腐った妄想の吐きだし口。
現在は聖闘士星矢の蠍座のミロのハマっております。
2015/07/31 (Fri)21:01
ちょっと今、ニコ動で銀魂の☆矢回を見てヒャッハーしてきました(*´ω`*)偽物の方が、金魂より作画が忠実なのは何故だ(=_=)もっと頑張ってよ、金魂スタッフ…。やっぱり看板アニメは力の入れ方が段違いだね。
やたらにフェニックス押しだと思ったら、銀さんの中の人とΩの兄さんが同じ人でできてるのね。今度は是非とも、黄金戦士の方もパロってくれないかしら。ところで、著作権大丈夫なん?
7月9日
仕事を終え、差し入れを持ってミロの家を訪ねた。本日の差し入れは季節に合わせて水羊羹にした。
チャイムを鳴らすと、いつも通りミロが顔を出した。『あぁ』と言いかけた後、眉をハノ字にして困り顔になってしまった。私は意味が分からず、首をひねるとその答えは返ってきた。
「カミュ、ありがたいが気を遣わなくていいんだぞ。俺は、君たち親子を気に入っているんだ」
ほぼ毎日、野菜や手料理を頂いている。その都度何かしらのお返しをしてきたのだが、かえって重荷になってしまったようだ。気を使わせないように、お返し物には十分に気を使ったつもりだったのだが、不覚だ。
「そう言ってくれるのは嬉しいが。それでは私の気が済まない。毎日あれだけのものを貰っているのだから」
なかば強引に水羊羹を押し付けると、ミロはくすりと笑った。
「ありがとう。だが、本当に気を使わないでくれ。好きでしていることだ」
「分かっている。私としても、少しでも礼をしたいのだ。今まで幾つかの土地を転々としていたが、これほどまで良くして貰ったことはない」
「そうか、ならば体で返してくれると嬉しいな」
ミロは意味ありげにニヤリと笑った。私の中の何かがコトリと音を立てて反応した。ミロと出会ってから、よくこの感覚に陥る。よほど彼とは相性がいいのだろう。正反対と言いってもいい気質のせいか、惹かれる部分も多い。
「暇な時でいいから、草むしり手伝ってれないか?流石に、一人じゃしんどくて。身内が来てくれることもあるんだが、夏場は草が伸びるのが速くてな」
ミロは、困ったように頭をかきながら視線を庭へと向けた。つられて私も庭へと目を向けた。目の前に広がっているのは家一軒分が楽々入りそうな広い庭。そしてその奥にある畑。なるほど、確かにこれを一人で管理するのは大変だ。
早速、週末手伝いに行く約束を取り付けた。丁度休みが日曜日と重なってよかった。仕事柄、土日の休日は貰いにくい。
7月12日
約束通り、朝の八時にミロの家を訪ねた。驚いたことに、遊びに行ったはずの氷河が彼の家にいた。友達がミロの親戚で、午前中はミロ宅の草むしりを手伝うように保護者に言われたのだという。
「少しでも早く終われば、その分遊べるでしょ」
良き友に恵まれ、真っ直ぐに成長しているようで安心した。願わくば、遠い地にいるアイザックも新天地で良き友に巡り合えている事を願う。
大人は私とミロの二人、子供は八人ほどが集まった。(そのうち氷河も入れた6人が件の野菜泥棒未遂事件の犯人たちだそうだ)子供ばかりで、作業が進むのかと訝しんでいたが、杞憂だった。和気藹々と騒ぎながらも迅速に草を抜いていく。後で聞いた所によると、皆大なり小なり畑仕事の手伝いをしているらしい。十時のサイレンが鳴る頃には、三分の一の雑草が除去されていた。
「そろそろ本格的に暑くなってくるからな。今日はここで終わりにしよう」
労働の後は、何かしらの褒美があるものだ。井戸水でよく冷えた西瓜が振舞われた。ミロの畑でとれたものだ。西瓜はとても甘く、瑞々しかった。
子供たちが遊びに行ってしまうと、私とミロは12時のサイレンが鳴るまでもう一仕事した。
十二時になると、ミロが昼食を作ってくれると嬉しい提案をしてくれたので、それに甘えることにした。
「これ、どうやって料理すればいいと思う?」
「これは、ゴーヤか?確かゴーヤチャンプルーと言うのが代表的な食べ方だと思う。食べたことはないがな」
「そうか、グリーンカーテンに最適だというんで育ててみたんだが、この見た目だろ。ちょっと勇気がいるだろ」
「つまり私は道連れということか」
「そういうな。頑張ってうまく調理するから。で、ざっくりとしたレシピを教えてくれ」
クックパッドという料理のレシピサイトを教えると、「これ便利だな」と子供のように目を輝かせていた。
食卓には、素麺、胡瓜の漬物、茄子の煮びたし、ひじきと大豆のサラダ、サバの味噌煮に先ほどのゴーヤチャンプルーが並んだ。
「上の兄が料理が好きなんだ。アメリカで店を出してる。下の兄はガーデニングが趣味なんだ。なんだかんだ言って、俺は兄たちの影響を受けまくってるんだよな。不思議なことにさ」
そう言ったミロの顔は、ぴったりと当てはまる言葉が見つからない。嬉しそうでも、切なげでも、懐かしんでいるでも、戸惑っているでもない。何とも言えない複雑な表情だった。
やたらにフェニックス押しだと思ったら、銀さんの中の人とΩの兄さんが同じ人でできてるのね。今度は是非とも、黄金戦士の方もパロってくれないかしら。ところで、著作権大丈夫なん?
7月9日
仕事を終え、差し入れを持ってミロの家を訪ねた。本日の差し入れは季節に合わせて水羊羹にした。
チャイムを鳴らすと、いつも通りミロが顔を出した。『あぁ』と言いかけた後、眉をハノ字にして困り顔になってしまった。私は意味が分からず、首をひねるとその答えは返ってきた。
「カミュ、ありがたいが気を遣わなくていいんだぞ。俺は、君たち親子を気に入っているんだ」
ほぼ毎日、野菜や手料理を頂いている。その都度何かしらのお返しをしてきたのだが、かえって重荷になってしまったようだ。気を使わせないように、お返し物には十分に気を使ったつもりだったのだが、不覚だ。
「そう言ってくれるのは嬉しいが。それでは私の気が済まない。毎日あれだけのものを貰っているのだから」
なかば強引に水羊羹を押し付けると、ミロはくすりと笑った。
「ありがとう。だが、本当に気を使わないでくれ。好きでしていることだ」
「分かっている。私としても、少しでも礼をしたいのだ。今まで幾つかの土地を転々としていたが、これほどまで良くして貰ったことはない」
「そうか、ならば体で返してくれると嬉しいな」
ミロは意味ありげにニヤリと笑った。私の中の何かがコトリと音を立てて反応した。ミロと出会ってから、よくこの感覚に陥る。よほど彼とは相性がいいのだろう。正反対と言いってもいい気質のせいか、惹かれる部分も多い。
「暇な時でいいから、草むしり手伝ってれないか?流石に、一人じゃしんどくて。身内が来てくれることもあるんだが、夏場は草が伸びるのが速くてな」
ミロは、困ったように頭をかきながら視線を庭へと向けた。つられて私も庭へと目を向けた。目の前に広がっているのは家一軒分が楽々入りそうな広い庭。そしてその奥にある畑。なるほど、確かにこれを一人で管理するのは大変だ。
早速、週末手伝いに行く約束を取り付けた。丁度休みが日曜日と重なってよかった。仕事柄、土日の休日は貰いにくい。
7月12日
約束通り、朝の八時にミロの家を訪ねた。驚いたことに、遊びに行ったはずの氷河が彼の家にいた。友達がミロの親戚で、午前中はミロ宅の草むしりを手伝うように保護者に言われたのだという。
「少しでも早く終われば、その分遊べるでしょ」
良き友に恵まれ、真っ直ぐに成長しているようで安心した。願わくば、遠い地にいるアイザックも新天地で良き友に巡り合えている事を願う。
大人は私とミロの二人、子供は八人ほどが集まった。(そのうち氷河も入れた6人が件の野菜泥棒未遂事件の犯人たちだそうだ)子供ばかりで、作業が進むのかと訝しんでいたが、杞憂だった。和気藹々と騒ぎながらも迅速に草を抜いていく。後で聞いた所によると、皆大なり小なり畑仕事の手伝いをしているらしい。十時のサイレンが鳴る頃には、三分の一の雑草が除去されていた。
「そろそろ本格的に暑くなってくるからな。今日はここで終わりにしよう」
労働の後は、何かしらの褒美があるものだ。井戸水でよく冷えた西瓜が振舞われた。ミロの畑でとれたものだ。西瓜はとても甘く、瑞々しかった。
子供たちが遊びに行ってしまうと、私とミロは12時のサイレンが鳴るまでもう一仕事した。
十二時になると、ミロが昼食を作ってくれると嬉しい提案をしてくれたので、それに甘えることにした。
「これ、どうやって料理すればいいと思う?」
「これは、ゴーヤか?確かゴーヤチャンプルーと言うのが代表的な食べ方だと思う。食べたことはないがな」
「そうか、グリーンカーテンに最適だというんで育ててみたんだが、この見た目だろ。ちょっと勇気がいるだろ」
「つまり私は道連れということか」
「そういうな。頑張ってうまく調理するから。で、ざっくりとしたレシピを教えてくれ」
クックパッドという料理のレシピサイトを教えると、「これ便利だな」と子供のように目を輝かせていた。
食卓には、素麺、胡瓜の漬物、茄子の煮びたし、ひじきと大豆のサラダ、サバの味噌煮に先ほどのゴーヤチャンプルーが並んだ。
「上の兄が料理が好きなんだ。アメリカで店を出してる。下の兄はガーデニングが趣味なんだ。なんだかんだ言って、俺は兄たちの影響を受けまくってるんだよな。不思議なことにさ」
そう言ったミロの顔は、ぴったりと当てはまる言葉が見つからない。嬉しそうでも、切なげでも、懐かしんでいるでも、戸惑っているでもない。何とも言えない複雑な表情だった。
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Comment
お前の後ろだぁー!
私も銀魂見ました(^o^)一輝兄さん推しは中の人繋がりでしょうね。無理矢理星矢捩じ込み神楽に滅茶苦茶笑わせてもらいました(  ̄▽ ̄)ED迄やるか!?って(笑)
話は変わり、
カミュさんとミロさんが良い感じにお近づきになって来ましたね(^^)
ミロさん、滅茶苦茶家庭的なんですけど!私の嫁に来ないか!?(・∀・*)
トトロのさつきちゃんの様なミロさんが頭の中に浮かびます(*´ω`*)
氷河の友達、ミロさんの親戚君。誰だ!?どんな子だ!?気になる( ・∇・)
カミュさんがまともカミュさんで本当に良かった。
うちのカミュさんならミロさんの一言で、サガさん並みの脱ぎっぷりで「私の体で良いのなら!」って、ミロさん押し倒してますな(* ̄ー ̄)(笑)
兄が二人、と言う事は、この方達はもしかしなくてももしかしますね?
ミロさんの表情が複雑とは、兄様方と何か有ったのか!?続きが楽しみです~(*^^*)
何時も御丁寧にお返事下さってありがとうございます(^^)
春乃様の旦那さんが良いキャラ過ぎて(笑)本当に愉しい御夫婦仲で羨ましいです(^-^)
金魂視て来ます(。・ω・。)ゞ
話は変わり、
カミュさんとミロさんが良い感じにお近づきになって来ましたね(^^)
ミロさん、滅茶苦茶家庭的なんですけど!私の嫁に来ないか!?(・∀・*)
トトロのさつきちゃんの様なミロさんが頭の中に浮かびます(*´ω`*)
氷河の友達、ミロさんの親戚君。誰だ!?どんな子だ!?気になる( ・∇・)
カミュさんがまともカミュさんで本当に良かった。
うちのカミュさんならミロさんの一言で、サガさん並みの脱ぎっぷりで「私の体で良いのなら!」って、ミロさん押し倒してますな(* ̄ー ̄)(笑)
兄が二人、と言う事は、この方達はもしかしなくてももしかしますね?
ミロさんの表情が複雑とは、兄様方と何か有ったのか!?続きが楽しみです~(*^^*)
何時も御丁寧にお返事下さってありがとうございます(^^)
春乃様の旦那さんが良いキャラ過ぎて(笑)本当に愉しい御夫婦仲で羨ましいです(^-^)
金魂視て来ます(。・ω・。)ゞ
Re:お前の後ろだぁー!
銀魂、流石でしたよね。再現率の高さといい、あのギャグセンといい本当に笑わせてもらいました。
ミロとカミュの距離を縮めつつ、爆弾ぶっこんで見たり(笑)ミロさんのお兄さんは魚介コンビです。水星座三人兄弟です。そのうち彼の生い立ちを入れる布石として書いてみたんですが、本編で絡む予定は全くないです。むしろ、氷河の友達でミロの親戚の子の方がある意味重要かもしれません(笑)
カミュさんが尾羽っSUN様宅のカミュさんだったら、確かに話はついちゃってますね(笑)
『サガさん並みの脱ぎっぷりで「私の体で良いのなら!」って、ミロさん押し倒してますな(* ̄ー ̄)』で、既成事実作って氷河に「新しいマーマだよ!」ですね。丁度髪の色と目の色だけは同じですし、いけるいける…かな?
ミロとカミュの距離を縮めつつ、爆弾ぶっこんで見たり(笑)ミロさんのお兄さんは魚介コンビです。水星座三人兄弟です。そのうち彼の生い立ちを入れる布石として書いてみたんですが、本編で絡む予定は全くないです。むしろ、氷河の友達でミロの親戚の子の方がある意味重要かもしれません(笑)
カミュさんが尾羽っSUN様宅のカミュさんだったら、確かに話はついちゃってますね(笑)
『サガさん並みの脱ぎっぷりで「私の体で良いのなら!」って、ミロさん押し倒してますな(* ̄ー ̄)』で、既成事実作って氷河に「新しいマーマだよ!」ですね。丁度髪の色と目の色だけは同じですし、いけるいける…かな?